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JCA サイクリングレポート 
麗しのシュガーアイランド 久米島 私の島旅紀行③

久米島一の急坂でヒルクライム。7kmつづく白い砂浜、「ハテの浜」は天国の島です


 奥武島で夕日の沈むのを見て、そのまま「バーデハウス久米島」で海洋深層水のスパに入りました。首・肩・背中・腰、ふくらはぎ、ジェット噴流を順番に各部にあてひとコースすませると約30分。サイクリングで使った筋肉も柔らかく、カラダの各部が生き返って行くのがわかります。久米島の旅の終わりにバーデハウスでリラックスするのが私の定番になりました。皆さんもシュガーライドに参加した後にはぜひ体験してみてください。

バーデハウス久米

海洋深層水でリラックス


奥武島の海洋深層水を使ったスパ施設。首肩、背中、腰、ふくらはぎを順番にほぐすジェット噴流でリラックス。
Tel 098-985-8600

 2日目の宿は久米島空港近くの「サイプレスリゾート久米島」。久米ンズの方々と一緒に美味しいディナーをいただきました。リゾートホテルはどこも素敵です。目の前にビーチ、青空を映すプール、プールサイドに並ぶチェアとパラソル、微睡んではプールやビーチで泳ぎ、泳ぎ疲れたらパラソルの下で午睡。それも一人でなく誰かと…、あっ、私、夢を見てました。いけない、今日3日目はシュガーライド最大の激坂を上るんだった!

サイプレスリゾート久米島

心地よい眠りへ誘うくつろぎの宿




空港に近いリゾートホテル。久米島を味わうとびきりのランチメニューが人気。朝食に並んだサーターアンダギーはとても美味しかった。
Tel 098-985-3700

 久米ンズ・平良さんと宇江城城跡に向かう激坂を上ります。宇江城は琉球の中で一番高いところに築かれたお城です。最高地点は309m、平良さんの息づかいが聞こえてきます。左カーブを抜けると、最後の直線、シュガーライド・チャレンジコースの最大の見せ場です。もがいて、がんばって、頂上を抜けると宇江城城跡下の駐車場。城跡はそこからさらに徒歩で階段を上ります。久米島の最高地点、360度全開です。うっすらと渡名喜島、渡嘉敷島がその島影を見せています。


ここが宇江城へ上る急坂。左コーナーを抜けると一直線、もがき、踏み込み、最後の力を振り絞ってがんばる。その後には楽しい下りが待っている。


宇江城の一番上からは360度全開です。海の先にはうっすらと渡嘉敷島、眼下の畑ではおじいがラジオを鳴らしながら畑仕事をしていました。

 ここまで上ってきたサイクリストには最高に気持ちの良い下りがご褒美として待っています。振り返るとテーブルトップの形をした城が堂々と、ほんとにお男前。私はここから見る宇江城が一番好きです。


宇江城を一生懸命上ったご褒美、もう最高に気持ちの良い下りです。登武那覇城跡あたりからは奥武島、その先のハテの浜まで見ることができます。


宇江城からの下り、もう鼻歌が出るほど楽しい、うれしい。


宇江城のテーブルトップの形をした頂、久米島全体を守るためになんだかすっくと立っているようです。男前だと思いませんか!

 一気に下ってきた勢いそのまま、「やん小(やんぐわー)」に突入です。お昼はここの島そばを食べることが決まりになっています。シーサーが乗った赤い屋根、古民家を利用したお店、戸を開け放ち風が通り抜けます。自家菜園のネギ、だし汁は鶏と豚骨で時間をかけて、海洋深層水の純水入り自家製麺というこだわりの島そばです。でも店主、仲宗根さんはとてもゆるやか、手が空くと三線を持ち出して島歌を披露してくれます。きれいな花が咲いた庭によしずをかけた木製テーブル、歯先でシャクシャクと音が鳴るモヤシを楽しみながら、ゆっくりと時間をかけていただきました。


やん小

三線の音を聞きながら島そばを






店主・仲宗根さんは三線の名手、ゆるい感じがとてもいい。おそばは絶品です。肉モヤシそば700円、ソーキそば650円、一押しピリ辛味噌モヤシそば750円。
Tel 080-3226-3130

 久米島に来たとき、もう一つ必ず私が訪れる場所があります。それがおいしい“せんざい”を食べさせてくれる「福屋」。そうそう、こちらで“でんざい”とはかき氷のこと。急いで食べると頭がキーンとなるけど、それがまたいいんです。

福屋のぜんざい

冷えた白玉のやんわり加減が絶妙




ここも必ず寄る「福屋」さん。大振りなかき氷がとてもうれしい。きな粉かけぜんざい380円とぜんざい350円。熱くなったカラダを癒してくれます。Tel 098-985-5345


土産

黒糖




シュガーアイランド産味の濃い黒糖。525円(中サイズ)、210円(小サイズ)「じぃ~まの黒ざ~た~」
Tel 098-985-8115

Tシャツ




ヒージャー(山羊)のデザインもグッド。「久米手本舗」▲098-985-3776

 サイクリングとは別にとても素晴らしい時間を体験することができました。久米島の東、奥武島の沖合に浮かぶ約7kmの3つの砂州、「ハテの浜」に渡ることができたのです。ここはダイビングやシュノーケリングを楽しむことができる天国のようなところ。ダイビングボートの発着港、泊フィッシャリーナから船で渡ります。渡船サービスの会社はいくつかあります。1日で4500円、半日で3500円、昼食付きといったサービスもいろいろ選ぶことができます。私が乗ったのはエスコートマリンクラブの「POLI’AHU(ポリアフ)」という名のグラスボート。ポリアフとはハワイの神話に出てくる女神の名だそうです。環礁の中を船は進み、グラスボートの底から珊瑚礁が見られます。やがて環礁から出て水深が深くなると、海の色はエメラルドグリーンからダークブルーに変わります。出港して20分、ハテの浜に着きました。ただただ白い砂浜、その光景は掲載の写真そのままです。こんな風景に出会えるなんて…、もう言葉が出ません。流れる雲が白い砂の上に影を落としていきます。砂の上を歩いて、水際で水に足を入れて、空を見て、雲を見て、沖を眺めて、海の変わる色を見て、それだけで時間があっという間に過ぎていきます。もう帰らなくては…。


グラスボートでぎりぎりまで接岸。ハテの浜への第一歩、ボートスタッフがきちんとコントロールしてくれます。


もう声をなくすような光景です。皆さんもぜひ一度訪れることをおすすめします。


裸足になって波打ち際を歩きます。次はシュノーケリングで訪れたいな。

 久米島は素晴らしい、ほんとうに私は愛しています。皆さん、ぜひ来年3月16日-17日に開催される「シュガーライド久米島」でお会いしましょう。

問い合わせ

■「シュガーライド久米島」については
http://www.sugar-ride.com/
■「久米島の観光情報」については
(社)久米島町観光協会 tel 098-896-7010
http://www.kanko-kumejima.com/
■「沖縄県のサイクリングツアー&レンタサイクル」については
サイクリングツアー tel 098-888-0064 沖縄輪業㈱
レンタサイクル http://okirin.ti-da.net/ 沖縄輪業㈱
■「久米島の旅行」については
㈱日本旅行MICE 事業部 tel 03-3572-8771

取材協力/久米島町観光協会 (財)沖縄観光コンベンションビューロー ㈱日本旅行 沖縄輪業㈱

 
旅人・森田正美(もりた まさみ)


2010年にプロのロード選手を引退し、現在はJCAサイクリングインストラクター&ナビゲーターとして本誌サイクリン特集の旅人をはじめさまざまなイベントや自転車教室で活躍中。

 JCA 参考リンク http://www.sugar-ride.com/ 2012/12/26
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